インフレってなあに?

経済

今回は経済学における「インフレーション」、略して「インフレ」について私見も入れながら簡単に説明するよ!

インフレってよく聞く言葉だけど、結局どういうことなの?

インフレーション(インフレ)は、モノやサービス全体の価格が持続的に上昇するということなんだ。

経済学的には、総需要が総供給を上回った時に、価格が調整されて起きる現象といわれているよ!

えっどういうこと?

例えば、世の中にモノがりんごしかなかったとして、いまりんごが1日100個あった場合に、1つ100円で売るとりんごが全部売れてみんな満足すると仮定する。

じゃあ次の日にはりんごが90個しかなかった。りんごの価格は上がると思う?下がると思う?

りんごは減ったんだから、その分価格は上がるんじゃないかな~

そう、価格は上がるんだ!じゃありんごがその次の日は80個しかなかったら?

もっと価格は上がる!

正解~!もうわかったでしょ!

なるほど!りんご(供給)が減ると価格が上がる!これがインフレなんだね!

そうなんだ!モノやサービスの供給が減るのはインフレが起きる原因のひとつなんだよ!

ん、待って。ほかにもインフレになる原因があるの?

モノの供給が極端に減ることによるインフレは戦争などがきっかけで起こるんだけど、他にもインフレが起こる原因はあるんだ。

またりんごを例えに使うよ。もし今まではみんな1日1個しかりんごを食べなかったけど、そのみんなが1日2個りんごがないと満足しなくなったとしたら、どうなる?

りんごの取り合いになるなあ。

そう!その結果りんごの価格はどうなるかな?

みんなりんごが欲しいんだから、高くなるんじゃない?

そう、だから物価が上がる(=インフレになる)んだよ。

こういう、需要側の購買意欲が上がることでインフレになることを、ディマンドプル・インフレーション(需要インフレ)と呼ぶんだ。

他にもあるよ。

りんごを作るための肥料代やりんご農園で働く人の賃金が上がって、1個100円で売っていたりんごが200円じゃないと利益が出ないようになった、なんてこともある。

生産コストの高騰によって価格が引き上がるタイプのインフレは、コストプッシュ・インフレーション(供給インフレ)と呼ばれるんだよ。

他には…

えーまだあるの?

あるんだな、それが。

むしろ今の時代には一番重要なインフレ要因なんだ。それは、お金の供給が増えることによって発生するインフレだよ。

例えば中央銀行(日本でいう日本銀行)が市場から債券を買うことで市場に出回るお金の量を調節する公開市場操作(オペレーション)だったり、中央銀行が政府の発行する公債(日本でいう日本国債)を買い取る財政ファイナンス、あとは民間銀行が企業や個人に貸し付けを増やすことで起こるものなどがあるんだ。

えっそんなに色々言われてもわかんない。

このあたりはちょっと難しい内容になってくるけれど、要は市場に出回るお金がいま1億円しかなかったとして、それを明日から2億円に増やしますってなったら、お金の量は単純に倍になるでしょ?

うん、そうだね。

そうするとりんごは毎日100個しか出回らないのに、お金の量が倍になったらりんごの価格はどうなっていくと思う?

お金は前よりいっぱい出回るんだから、りんごもそのぶん高くなる?

そう、正解!

だからこれもモノの価格が上がるインフレなんだよ。

でも最近はこのタイプのインフレが一番身近で、一番問題になりやすいものだから、覚えておいたほうがいいかな。

そっかーやっとわかった!

でもさっき色々言ってたオペなんとかはさっぱりわからないけどね!

それはまた別の機会に学ぼう!

うめ吉おじさん的には、インフレは「物価上昇」と覚えるより「お金の価値が薄まる」と覚えたほうがより掴みやすいと思うんだ。

物価というのはいろんなモノやサービスの価格をまとめたものなんだけど、お金は日本円ひとつでもかなり大きな市場だから、価値をはかるならお金を基準にしたほうがわかりやすいからね!

インフレはお金の価値が薄まって、同じものを買うのに前よりも多くのお金が必要になる状態が続くこと!

今回はここまで。

うめ吉でした!

コメント

  1. […] 前に、『インフレってなあに?』で「インフレーション(インフレ)」について学んだけれど、今回はその逆の現象、「デフレーション」について学びましょう! […]