信用創造ってなあに?

経済

みなさんこんにちは、うめ吉おじさんだよ!

今回は「信用創造」について教えてほしいというリクエストがあったから、これをできるだけわかりやすく説明しますね!

信用創造?ひとの信用をつくるの?

いや、この場合の信用というのは、簡単に言うとお金のこと。

貴金属とか何か特定のものと一定の交換割合を保証するようなお金ではなく、完全に信用だけで成り立っているお金のことを、「信用貨幣」または単に「信用」というんだ。

へーお金のことを信用って呼ぶのかあ…

そう、そして信用創造っていうのは、銀行がお金を作るしくみなんだよ。

えっ、銀行って勝手にお金作っちゃっていいの?

むしろ、銀行がお金を作っちゃうしくみこそが、銀行のとっても大事な役目なんだ!

そして銀行は準備預金制度のもとで、お金を生み出すことができる唯一の金融機関ということになるね。

準備預金制度?

うん、銀行は預金している人による預金の引出しに備えるために、預かったお金の一定割合を中央銀行(日本でいう日銀)に強制的に預けさせる制度があるんだ。

その制度のことを準備預金制度というんだよ。

へー、そうなんだ。じゃあなんでそこから銀行が新しくお金を作ることにつながるの?

それはね、最初に銀行に1億円預金が集まったとするでしょ。

その中で例えば10%を準備預金制度で中央銀行に預けておかなければいけないとなると、残りの9,000万円は貸し出しできるんだよね。

そして借りた人や企業はその9,000万円を使って消費や投資をするんだけど、消費したお金は別の人に渡って、また別の銀行に預けられるんだ。

うーん、確かに家に9,000万円も置いておくのは怖いもんなあ…

(;^ω^)…そういう問題かな。

まあそんなわけで、その銀行に預けられた9,000万円はどうなると思う?

さあ、わかんない。

いやいや、さっきと同じ流れだよ!

預けられた9,000万円から預金準備制度で10%の900万円を中央銀行に預けて、8,100万円はまた貸し出される。

貸し出された8,100万円は預金されたままだったり、他の人の手に渡って銀行に預金される。

その8,100万円から10%が準備預金制度で中央銀行に預けられて…といった風に増えていくわけだ。

それで、もともとあった1億円から新たに9,000万円と8,100万円が生まれて、これだけでも2億7,100万円にまで増えているよね?

このまま貸し出されたが預金されて、準備預金制度で預けられた残りが貸し出しにまわってという動きを繰り返すと、理論上は準備預金率が10%なら、信用創造は10倍まで可能になる。

準備預金率が変わると、信用創造は準備預金率の逆数倍、つまり準備預金率が20%なら100/20で5倍、準備預金率が5%なら100/5で20倍まで理論上は増やすことができるんだ。

つまり?

つまり?

えーと、銀行は預金から新たにお金を生み出すことができて、それを「信用創造」というってこと!

なーるほど、銀行は預金から新たにお金を生み出すことができて、それを「信用創造」っていうんだね!

いやそれ、うめ吉おじさんが言ったことをそのまま繰り返しただけじゃない。

ただし、「信用創造」は預金者から預かっているお金が貸し出しにまわることで新たにお金が生まれるわけだから、お金が貸し出されないと「信用創造」もできなんだよね。

だから、銀行がお金を貸すというのは経済がうまく回るためにすごく大事なことなんだけど、今は銀行がお金を貸す能力が低くなって、しくみがうまく機能していないという事が起きているんだけど、それの話はまた別の機会に。

銀行が預金から新たにお金を生み出す「信用創造」のしくみ、わかったかな?

今回はここまで。

うめ吉でした!

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